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ホントのフライドポテト
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僕が幼少の頃、多分、5歳か6歳くらいの時だったと思いますけど、母がリンゴジュースを作ってくれたんですよ。
当時、昭和40年代にリンゴジュースは売っていたとは思うんですけど、リンゴをすりおろして布でぎゅーっと絞って
いつも使っていたお気に入りのパーマン(当時のキャラクター)のカップにいれて出してくれた。
毎回ではないですよ、ごくたまに、2・3回だったかもしれません。
最近まで忘れていたんですけど、何かのキッカケで思い出したんです。不思議なことに。
『そー言えば、あんなことが、あったなー』みたいなかんじで思い出したんです。
別にたいしたことではないんですけど、今の僕達や子供達には結構大切なことなのではないかと思うんですよね。
売っているものも最近は美味しいし、買ってくればそれで十分なんですけど、子供が食べるのは、
食べ物だけではなくて、食べ物を通して、母親のエネルギーを食べていると思うんですよね。
仕上がりの出来、不出来は別なんですよ、多分。
作った物の中に、親の心がギュ−ッと入っているんだと思うんです。そーゆーエネルギーを蓄えている子供は
最近多いヘンテコな事件とかおこさないのでは?少しヤンチャが過ぎたとしても、
心のどこかでストップがかかるはずですよ。レストラン側の人間が言っちゃいけないかもしれませんけど、
そういう料理は、どんな良いレストランの料理よりも子供達にとって、最も重要なのかもしれませんよね。
(ちょっと"ナマ"言っちゃいましたけど)
普段は、お子さんも、『また、これえーー!』なんて色々と文句を言ってるかもしれませんが・・・・・?
ですから、忙しいお母さんも、たまに他とは違う何かを作ってあげれればいいですよね。
ということで今日はフライドポテト。『なによそれー 』なんて言わないで下さい。
マク○ナルドとかどこでも売ってるフライドポテトですが、ホントのフライドポテトの作り方を知らない人が
多いんじゃぁないかと思って、紹介したいんです。
生のじゃがいもで作るフライドポテト。時間があったら、おやつで作ってあげてください。
『アタシのはチョット違うんだから!』と言って。お子さんが30半ばになった時、
僕みたいに、ある日突然、思い出すかもしれませんよ。
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