絶品のえびグラタン・ドリアを作る

 (ホワイトソース) 




ドリアとかグラタンを作るときのポイントなんですけど、
例えば、マカロニグラタンなど、家庭で作るとどうしてもグラタン皿の中に
具を多く入れすぎてしまうんですよね。なんででしょうか?



イッパイ食べてもらいたいからだと思うんですよ。
『あたしゃ、食べ物にはケチケチしないんだからたくさんオアガリー』って
気持ちはわかります。サービスセイシン旺盛、
喜んでもらいたい!って気持ち、わかります。優しいんですよ、あなたは!



えーー、しかしですねー、料理によってはあまりたくさん盛ってしまうと
かえってマイナスっていう料理もあるんですね、それがグラタンなんですよ、
グラタンは多く盛りつけるというか、ぶ厚く盛りつけないほうがいいんです。



なるべく薄くしたほうがいい。グラタンの焦げ目となる部分には、
僕の場合、パン粉とパルメザンチーズをのせて焦げ目をつけるんですけど、
スプーンやフォークでグラタンをすくって口の中に入れるわけですよね。


その時に、なるべく多く焦げ目の部分が、口の中に入ったほうが
いいんですね。 要するに、一皿食べ終えたときに、サクサクとした
部分がバランス良く口の中に入るように、計算して作ると薄くしたほうが良い。
ということなんですよ。 サクサクとした部分が多すぎず、少なすぎず。



だから、ぼくは別にケチじゃあないんです。
お金はビタ一文出さない。けど、キマエがいいんです。(?)



あと、食べ盛りのお子さんがいる家は別ですけどね。
多分、10cmくらい厚く作っても足りないくらいですよね。 



ですから、食感が大切な料理の場合、他にもいろいろありますよね、
そういう料理はパリッとかサクッとする部分とやわらかい部分とのバランスが
重要なわけです。そーゆーことを意識しながら作っていくと
あなたの料理がダンダン変わってきますよ。



絶品のえびグラタン・ドリアを作る

3〜4人分

むきえび・・・・・・・・・・・・・200g

玉ねぎ(スライス)・・・・・・・1個

キノコ(今日はしめじ)・・・・・1p

ホワイトソース・・・・・・・・キューブ7個位

パルメザン粉・・・・・・・・適量

パン粉・・・・・・・・・・・・・適量

水・・・・・・・・濃度調節用



お鍋に、オイル少し入れて玉ねぎを
良く炒めます。良く炒めると甘味と旨み
がでますから、焦がさないように弱火で。
良く炒めたら、キノコを入れます。





次にむきえびを入れます。
スーパーのパック売りの物。
タイムサービスでかっちった。







冷凍庫から、ホワイトソースを取り出して、
ゆっくり弱火で混ぜながらソースを溶かしていきます。
今回は7個使いましたがお好みで
必要な量にしてください。





ソースが完全に溶けた状態はこんなかんじです。
お好みで水で濃度を調節しますが、
ドリアやグラタンは濃度があるほうが美味しいので、
あまりユルク(うすく)しないほうが良いと思います。

今日はやっぱり白ワインでしょう。冷えてますか?





ジャーに入っているバターライスを
マカロニグラタンの場合は茹でたマカロニを グラタン皿に盛ります。
さっきも言いましたけど、
ぶ厚くしないほうが・・・・・そおーー! その厚さです!







バターライスの上にソースをかけて、
粉のパルメザンチーズとパン粉を
混ぜちゃってもかまいません。
それをソースの上にふりかけます。



バターライスも温かいですし、ソースもアツアツですから、
オーブントースターで焦げ目をつければOKです。



オーブンのある方は、ソースをブクブクさせても
良いですけど、ご家庭で、あれはちょっと危険ですよ。




参考ファイル


バターライス(ジャーで炊く)


グラタン・ドリア専用ホワイトソースはこちらです。