この料理は、どうやら西日本の方面では
メジャーな料理らしいんですけど、
僕は最近はじめて食べたんですよ。
スタッフは悩むんですよ。
『今日(まかない)、なにする?』って聞くと
『んんーー・・・』てかんじで悩んでるんです。
で悩んだ挙句、作るスタッフが
恐る恐る『じゃぁ・・・・レバニラで・・・』って言うと
『Boo---!!』ブーイングですよ。
お気の毒・・・ でもこれも修行のひとつなんですね。
そこでその彼が作った料理がこれなんですけど、
どうやら昔つきあってた西の方の彼女に教わった
料理で美味しいんだけど、古傷が痛むもんだから
《禁じ手》だったみたいなんです。
でもこれがなかなかの評判で、彼は皆のリクエストに答えて
しょっちゅう作らなきゃならなくなった。
意地悪な後輩が、作っている彼の後ろで
演歌を紹介する司会者のように、
こんなことを言うようになったんです。
♪歌は世につれ、♪世は歌につれ、
♪作るたびに思い出す・・・・・
♪作る背中が泣いている・・・・
それでは歌っていただきましょう。
『男泣き ビビンバ』
材料 (4人前)
生姜(みじん切り・・・・・・・50g
豚肉(スライス)・・・・・・250g
モヤシ・・・・・・・・・・一袋
キムチ・・・・・・・・・適量
生姜をケッコウきかせます。
みじん切りです。
肉を炒めます。
塩・コショウ・醤油で味付け。
生姜を半分入れてください。
もやしを炒めます。
塩・コショウ・醤油で味付け。
残りの生姜も一緒です。
納豆は混ぜて粘りを出しておきます。
この中には調味料その他は
入っていません。
器にご飯を盛ります。
このとき、石焼の器がなかったので
ココットでやっちゃいました。
あまり(ゼンゼン)おすすめではありません。(悔)
卵をといておきます。
豚肉・モヤシ・キムチ・納豆
を盛り付けた状態。
これを直火にかけます。
この器ではなく、
石焼の器を使ってください。(涙)
といた卵を食べる直前にかけて出来上がりです。